連続鋳造機から送られてきたアルミインゴットを無人で、正方形井桁状に積み重ねる装置です。
アルミ合金工場の作業能率アップとともに、作業環境の大幅な改善に役立つ装置として業界で脚光を浴びている省力プラントの一つです。

インゴットをキャッチング後、０° - 90° - 270° と旋回し井桁型に積上げます。

インゴットの厚さが左右違っていても、360° 旋回しながら積上げるので、製品山の型崩れがなく、

移動、貯蔵、出荷作業がスムーズに行えます。

連続鋳造機からインゴットを受取、搬送するコンベアです。

離型がうまくいかず、異常が発生した場合、コンベアを逆転しインゴットをライン上から自動排出します。

鋳造された高温のインゴットを冷却水に浸漬搬送しながら梱包作業ができる温度まで冷却します。

冷却されたインゴットは水切ブロアで水滴を水切りし余熱を乾燥させます。

ストッパー機構でインゴットを規定本数（通常７本）整列させ、スタッキングマシンに受け渡すコンベアです。

オプション機構としての自動反転装置を取り付けることにより、インゴットの「表」「裏」を判別し、

所定の向きに自動修正することもできます。